徒然日記その315.  最近の私立高校 ダイレクトメールに電話に訪問 (6/23)

 

毎年この時期、塾には私立高校からのダイレクトメールが大量に届く。新しくなった学校パンフレットや学校説明会の案内が入った分厚い封筒であることが多く、教室掲示用のポスターや大学合格実績の統計資料まで入っていることがある。少子化の時代であるから生徒確保に大変なのだろう。それなりの受験生数を確保できないと学力レベルも維持できないだろうし。

であるから、ダイレクトメールだけでなく、直接高校の担当(先生)が塾を訪ねてみえることもある。パンフレットなどに加えてファイルとかの文房具をいただくこともある----XX高校の消しゴムは手頃な大きさでよく消えるから塾生に人気がある(笑)。

さらに、直接訪問に加えて電話攻勢も。「○○高校ですがお送りした資料をご覧になっていただけたでしょうか…」とかなんとか。驚くのは県外の高校からかかってくることだ。ダイレクトメールもそう。岐阜県や三重県はいうにおよばず関東地方からも。そこまでやらなくちゃいけないのか。宣伝費はどれほどかかっているのだろうか。

それで、宣伝熱心なのはいいのだけれど、教育内容も熱心に改良してるのか?という疑問がわく。大量の宿題を出して、「わからないから説明して」という生徒には「そんなの丸暗記しなさい!」、「この英文をうまく訳せないんです」という生徒には「単語の意味を調べて、それをつなぎあわせればできるでしょ!」----これでは特別進学クラスとは言えないし、いつまでたっても優秀な生徒は集まらないと思うんだけど…。

 


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